ブラックアウト

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20090421224939.jpg飲み慣れてる人が案外なるといいます。やっちまった事が記憶にない状態を言うのだそうです。自戒々々…。ペーター・ストルマーレ(ピーター・ストーメイア)演出「夏の夜の夢」で、パックが「暗転!」の英訳として「ブラックアウト!」と叫んでました。写真は、某閉館劇場の「8・7=はな」の座席プレートです。お宝!昨夜の「ゲルマニア」では勧められてホワイトアスパラ食べました!

マイ・フェア・レディ

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20090422193342.jpg歌と演技に充実の主役陣、歌唱力重視のアンサンブル、いいんだけどなあ…。『翻訳劇』しかも、「英語」文化の根幹に関る内容。「コクニー訛り」~「キングスイングリッシュ」。この違いを主題とする内容なんで、翻訳面で根本的な無理がある中、随分健闘していると思う。同時に、映画版、そしてジュリー・アンドリュース含め初演版のレコードを散々聞いて来た身としては、音曲と言語がどれ程密接かを思い知る。「エイ」を「アイ」と発音してしまう訛り(イギリス系のオーストラリア人もその傾向があるらしい)。「day=デイ」が「ダイ」になる。つまり「スペインの雨は主に広野に降る」は、「ザ・ライン・イン・スパイン・スタイズ・マインリ・イン・ザ・プライン」を「ザ・レイン・イン・スペイン・ステイズ・メインリ・イン・ザ・プレイン」と直す歌なのです。日本語版で「広野に降る」を「イロノにウル」としていたのは、コクニー訛りが「H」を落とす癖を踏襲してますが…。初演版のドゥーリトル親父を演じたスタンレー・ハロウェイの歌は、超コクニー訛りで先ず英語に聞えない。でも、年月を掛けて、4時間弱の芝居を3時間ちょいに縮めた功績は素晴らしい。「放浪記」も、潤色・演出の三木のり平氏が、5時間を3時間に縮めたそうな。終演後、石井氏流れで、浅丘ルリ子さん主演「蜘蛛の巣」の稽古を拝見。ベテラン揃いの現場が羨ましい。写真はその後入ったドイツビアレストラン「ゲルマニア」。連日生演奏のドイツ音楽で、日本で数組しかない、カウベルの形をした、ドイツ版ハンドベル!

新宿

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20090421232608.jpgシアターアプルでお世話になったY氏を囲んで。コマとアプルの入り口はぐるりトタン張り…。立ち退きが済んでいないので、取り壊しが遅れているらしい。芝居見物の皆さんがたむろしていた所には、お客を探す黒服が幾人も…。この辺りに来る事もなくなっちゃうのかな。二軒目は横道勤務の「カンガルー」。お気に入りのメニューを出前してもらう。「牛すじ煮込みかけご飯」いつ食べても美味い!ゴールデン街が最近賑やか。異邦人用のガイドブックに掲載されているそうで、肌の色の違う方々が随分来るようになったのだが、外国人はチャージを嫌がるらしく、チャージなしの新規店が幾つか出来たのだそうだ。写真「雨のゴールデン街、いいねえ…」

同時進行

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20090420100104.jpgここ数日で、来年の花組芝居ラインナップがバタバタと決まる。それをいい潮に、ヌーベルの配役に頭を抱えている、その頭の切り替えに、来年の本公演用の脚本をいじり出してみる。止まらん。少しずつ演出のイメージも浮かんで来る。この作業に飽きたので、再び、ヌーベルに戻る。あ!ここを変えてみよう。うむ、ありだな。又、来年に目を向ける。スムーズに筆が進む。同時進行って、リフレッシュ出来ていいな。朝食~ウォーキング~執筆~昼食~続・執筆~晩酌。今、このサイクルで日々過ごしております。写真は「まだまだ満開八重桜。開き過ぎで、重くって皆下を向いてます」!

木登り

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小学校低学年頃かな?大井町線が二子玉から上野毛向かう途中、今も土手状に高くなってますが、その斜面に大きな桜が植わっていて、おそらく全国の男の子たちがやる「基地」なんてもんをしつらえ、しょっちゅう登って遊んでましたね。昔は、あちこちに空き地がありました。珍しいのは、田園都市線が瀬田交差点の手前で地下へ潜る所も、元は「玉電」が地上を走っていて、廃線になって随分暫くほったらかしで、草ボウボウの線路が遊び場でした。細い丸子川の上を土手を築いて高く跨ぐ、殆ど枕木とレールだけの橋を渡ってましたね。今考えると、川面まで何メートルあったろう。高所恐怖症の自分なのに…。玉川高島屋ガーデンアイランドが建ってる所も、昔は暫く空き地でしたね。そう言えば、空き家も多かった。窓も扉も朽ちちゃって、もう化け物屋敷ってのが幾つかあった。外から石投げて残った窓ガラス割ったり…。そんな風に遊んでた友人とも、夕暮れにはお別れでね。今も夕景って、物寂しい感じがします。

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