いよいよ最後の歌舞伎座

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20100415234508.jpg20100415170939.jpg第二部(寺子屋・三人吉三・藤娘)拝見。ともかく最後なんで啓蒙の一役を担おうと、歌舞伎座未経験の同業者を誘いました。昨年「BASARA」で共演した半間拓(はんまたく)君です。20代にしては、ちと大人顔です(苦笑)。変なマーク写ってますが、たまたまです(苦笑)。右も左も?状態だったので、様々レクチャーしつつの観劇になりました。『寺子屋』の玉三郎(千代)に泣きました。いつもの省略上演、「寺入り」飛ばして「源蔵戻り」からの上演ですが、先ず花道の出が、カットされたドラマを充分背負っての思い様々…。源蔵が切り掛けた時から、事実を飲み込んだ思い入れが細かい。双方ギリギリの気味笑い…。血を吐く思いの「お身替り、お役に立てて下さったか」不覚にも涙が出ました。『三人吉三』、ドラマの同時代性はあっても、いいパーセントを締める、七五調の台詞をはじめ演劇的な部分、現代人にとって「共感」というものが果たしてあるんだろうか…。出来の良し悪しでない難しさ…。傘寿直前の『藤娘』、奇跡です。照明で色が焼けた「(上手から)ちゃくみ(茶=柿、く=黒、みどり=萌黄)」歌舞伎座の定式幕、見納めです…。

ゴーヤチャンプル

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そう言えば作り出したキッカケ覚えてない。どっかで食べたんだろうな。シンプルな感じが良くって、きっと自分でも出来ると思い上ったんでしょう。基本、ゴーヤと豚バラ、そして木綿豆腐です。プラスするのはその都度色々ですが、肉好きの自分はこれまで、肉の脂は捨てなかった。オリーブ油使うのを止めた後も、豚バラを炒めて出た油で他の食材を炒めてました。今夜初めて、幅1cm弱に切った豚バラ(薄切りでなく、サクを縦にぶっつりです)を弱火で数十分茹でて、油落としました。ゴーヤ含めてプラスする野菜(今回はもやし)もそれぞれ塩振って下拵えして、豚も、パスタ程でないにしても塩を随分入れて脂抜きしました。そして一切油無しで、電子レンジで充分水を抜いた木綿豆腐、野菜を炒め、茹で上がった豚と、仕上げに卵を加えて炒めてみました。隠し味は「減塩醤油」のみ。50の俺にはグッドでした。お勧めです。

20100411123519.jpgやっと発表出来ました!新派二十一世紀バージョンとして、新橋演舞場で初演してから8年。脚本の飯島早苗先生と、出演のみならず現場の片腕としてフォローしてくれた武蔵屋、演出&出演の俺3人とでこの大作と戦った二ヶ月でした。有吉佐和子氏の「芝桜」プラス、続編の体ではあるが、独立した形式を備えた、同じく「木瓜の花」。東宝でそれぞれ個々に舞台化されているのだが、それを一つにまとめて上演するという大胆企画!今回、様々な方面のお許しを頂きまして、花組芝居で再演します。再演と言っても、商業演劇というジャンルでない、我々の現場で折角取り上げるのですから、「構成」という形で只今脚本をいじらせて貰ってます。劇作家するの「怪談牡丹燈籠(2008年)」以来かも。写真は8日の花見より随分咲いた事務所の桜。でも良く見るとまだ7~8分。明日か明後日が満開だろうに、ちと悪天候。今日の内に花見やり直そうかな…。満開予想を月曜(12日)とした俺を「アホ」呼ばわりした奴も居たが…。

花見終了!

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20100408184001.jpg20100408195224.jpg事務所の枝垂桜は、京都の円山公園から株分けした物を、更に分けて頂いた「孫」に当たるらしく、残念ながら親の方は枯れてしまったそうです。染井吉野と違いピンクの花を咲かせます。2001年の秋に、事務所が今の地に移って以来、春になるとみんなの眼を楽しませています。毎年ではないが、劇団の都合がいい時は、花見を催してます。昨年も4月8日に行って、上手い具合に満開でした。今春は昨年並みに開花~満開が推移していたので行ける!(染井吉野より一週間前後遅く咲きます)と思ったのですが、ここ数日の寒空で五分に満たない状態、トホホでした。今年はともかく大勢集まりました。最終的には30人くらいだったかしら。昨年同様、我らがオーニョがアレンジした(有難う!)部屋(協力者=鳴流屋)で、ワイワイと。何かと宴の中心に居たのは、昨秋誕生の同期チビッコ達。並んだ写真、右側が大車輪屋のご息女「月花(つきか)姫」、少しご機嫌斜めなお隣のボクは、花組友人のご子息、プーさんルックの「匠(しょう)」君!ゲストの目玉は、我らが江戸川卍丸!丈。あ~あ、飲み疲れた…。

花見2

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