「寺山さんぽくない物なんてないんだよ」

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聞いた時は驚愕した。

花組芝居で「毛皮のマリー」取り上げると決めてはみたものの、戯曲に手を加える事に躊躇する僕に、ある人がアドバイスしてくれた。何と言う懐の広さ!?もしくは何と言う自信!?

不安を抱えながらも、それを頼りに存分な事をしたつもりだった。丸々二ヶ月、まだ仕上げの掃除が済んでないが、驚いた事に、どう読み返しても、もし寺山さんが長生きしていたら、これ位の事したろうな、な印象!

じゃ僕がした仕事は何だったんだ…だけど、それでもいいな。極く個人的に、寺山さんには、それ以上の恩があると思ってる。

おこがましいが、寺山世界の可能性を広げさせて貰った、と実感したい!そんな公演(本年12月花組芝居本公演)なのである。


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