オコ先輩(日芸)の責任公演に、射留屋が誘われた。お話を頂いた時から、射留屋はウキウキしていた。だって憧れの皆さんとの共演だもんね。
松田洋治君とダブル、『突然の申し出』で重要な語り役は松田君が先。目の前にした翌日は射留屋の番、これいい勉強になると思うな。
小説だから成り立つ、「ぶたぶた」という名のぬいぐるみ、田中秀幸さんの声と波長が合う。
『闇の梯子』ブラックな話なのだが、田中さんと三田ゆう子さんの夫婦の柔らかい感触が程良い。
超短編連作は、長閑な四コマ漫画を見ているよう。
犬を看取った経験のある人にはピンポイントな『デューク』!恵友の静かな炎的な芝居が、動物の霊魂らしい。うちで飼ってたペロも、死んだ翌日の深夜、鳴き声が聞こえて目が覚めたっけ 。
菜生子さんの、優しいのに少し鋭い人柄に満ちた公演でした。
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