NO MOON,NO SUN/トリガーライン

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「鉄瓶」公演で制作のお手伝いをしていた薄井啓作君が出演した舞台。

日航機墜落、グリコ森永、日本大使館占拠、ホテルニュージャパン火災、福知山線脱線、ケネディ大統領暗殺、主宰の林田一高さんが取り上げて来た事件事故の数々。そして今回はダイアナ妃の死。

事件に関わった人々が抱えている人生を群像という形で、しかも超スピーディに見せる。またもや、見た事のないタイプ。演技が多少荒いが、全体にダンディなイメージ。

所謂赤毛物なのだが、すんなり見られるのも、平成という時代だろうね。薄井君は危なげがない。

いつもの客席と対峙する恰好で、通常の舞台に階段席を設け、演技エリアを挟み込む。反対側の客席が丸見えなんで、見る方も緊張するな。


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