国民の映画/パルコ劇場(2月8日/土)

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これもあの日以前、出演の渡辺徹氏よりお誘いを受けた舞台。

大評判だった舞台の再演で、徹氏は初演には出ていない。三谷幸喜君の舞台も久し振りなんで、最初の大雪(14日/金に2度目、更なる大雪)で視界も怪しい中渋谷へ。

全て実在の人物を同じ時空間に集め、それぞれのドラマを巧みに組み立てた、計算し尽された戯曲と、丁寧な演出に感服する。病気を克服し折角スマートになった徹氏に、百貫デブをさせるという皮肉が利く!歌手でもあるから、劇中歌が効果的。

終演後、三谷君にもご挨拶。「加納さん、来てくれたんだ!」いつ会っても、大学当時のままで、嬉しいやら、面映ゆいやら…。スタッフキャスト皆さん一流なお仕事で、とても贅沢な気分のまま、やっと雪が止んだ渋谷の繁華街を駅へ向かう中、大雪対策の重装備な私服だけが悲しかった(笑)。

「お別れ会」仕込み真っ只中だった所を中抜けして戻った事務所では、皆でお疲れ乾杯をしたいけれども、事務所近くのコンビニも記録的な大雪で品切れ…。そうとは知らず、駅前のコンビニで買い込んだ、僕の差し入れに皆飛び付いた!

こんな時に図らずも救世主の優越感を味わった。


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