TARAKOさん、山口美砂さん、柳沢三千代さん、熟女お三人による演劇ユニット。
ロボット販売会社「ピヨゾーハッピーカムカム」が繰り出す、ロボット(愛人ロボット、見張りロボット、母親ロボット、読心ロボット)を購入した人々の、ロボットとのやり取りで導き出される悲哀が、笑いと涙で包まれる。
荒唐無稽な設定だからこそ、人間の真実が、厄介なディテールを経ずにストレートに描かれる。TARAKOさん、いい鉱脈を見つけたな、と前回「yesterday」同様に感じ入った。
今回は『阿呆浪士』でお世話になった中尾隆聖氏の演出。ご自身もぐうたら親父役(鳥貝とりお)を演じたのだが、この芝居が秀逸で、こんな上手い役者を向こうへ回して偉そうに演出してた!と思うと、正直怖くなっちゃいました。
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