いんげん/「西瓜糖」第一回公演(ネタバレ)

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文学座の三人娘、山像かおり嬢(伊予屋、月城屋、がお世話になりました)、奥山美代子嬢、松本祐子嬢(咲酒屋をよろしく!)、が立ち上げた演劇集団。ここに、若松武史兄(最初に共演してから、28年かな)、森田順平(親戚なんで敬称が付けづらい、あ、先輩としておこう)先輩、瓜生和成君(武蔵屋等がお世話になってます)、が参加という、このゴチャゴチャ感満載なチラシを見て以来、どうなっちゃうのだ?と興味津々でした。

先ず脚本が観客の集中を最後まで引っ張って秀逸。選曲センス抜群プラス、ディテールと全体像のバランスが見事な演出。若松兄は「大滅亡」しちゃうし、脚本も兼ねる(秋之桜子)山像嬢は、往年の大楠道代だし、二の線の瓜生君始めてだし、順平先輩の知的な狂気は久し振りだし、シンプルな舞台なのに、盛り沢山でした。

皆さんとお客様と大勢の飲み会で、ゲストのお一人、敗戦した日本を底辺から盛り上げたパンパン、根元ヒロエ(ネーミング凄くねえ?)役の駒塚由衣嬢から、劇団四季時代の貴重なお話を伺う。やっぱり集団創作である演劇の理想は、「劇団」ですよ!



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