焼き鳥

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読合せ稽古2巡目終了。終えたかったんで稽古時間1時間超過してしまいました…。こうして欲しいという提案を、どうやって言葉にするか?の課題と闘っています。

今までのようにやって見せるパターンは、受けての器量次第で効果無しな経験をしたんで、傾向として避けつつあります。ポイントの切り替えや、ムードだけは、ちょっと見せますが…。

或る程度上手い人程、整っちゃうのが気になる。意図的にザラッとさせるのって、ほんと難しいねえ。

演技の正解を探る為に、戯曲というか台詞を吟味する作業は、直前の「少女仮面」で、頼る所がそこしか無かったので始めたのだが、今回もその手段は有効らしい。「吟味」ってのは、生理的な必然性を探すって事かな?それが人物分析にも繋がるの。

何で黙るの?何で喋るの?の積み重ね。絵画のデッサンのように骨組みからでなく、ディテールのシラミ潰しの挙句に、「イビツな(これこそ、人間だ!)」人物がギクシャクと立ち上がる。ディテールから攻めるから、その過程で、演じ手の個性が蓄積され易いように思います。

あ、忘れるとこでした。タイトルの「焼き鳥」は、日々のお疲れ飲みに、いよいよ饗された定番!

DCの飲み会は、いつも「芝居」の話に終始します。それが新劇風な議論でなく、「芸談」風になるのが、世代の幅が広く、実践的な事務所だからかな?



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