八百屋のお告げ/弘前市民劇場

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DVC00544.jpgDVC00546.jpgDVC00545.jpgDVC00547.jpgDVC00548.jpg郡山&須賀川、いわき、福島、会津、秋田、仙台、盛岡、山形、天童、鶴岡、八戸、十和田、青森と続いた東北ツアー納めの弘前!


20年前、それまで新劇ばかりを見ていた所へ、「三国妖狐伝(5周年記念公演)」の舞台に出会い花組芝居の虜になったご贔屓様(当時はセーラー服世代でした)が、今や弘前市民劇場運営委員をお勤めという、大変有難く、撒いた種が見事に花咲いた事実を知りました。


演鑑の皆様からの差し入れ、弘前名物「けの汁(しる)」。味噌仕立ての汁に、コンニャュク、人参、高野豆腐、フキ、などを5ミリ角に揃えて入れたもの。ともかくすこぶる健康的な郷土料理。


宿泊していた弘前国際ホテルの裏に広がる繁華街、鍛治町は、昔仙台の国分町に次ぐ賑わいだったそうですが、今は幾分廃れてしまったとは、タクシー運転手の言葉。


とは言え、ラーメン屋からおピンクな店まで、雪の白にネオンが冴えて雑多に居並ぶ様子は、男共にはワクワクする歓楽の町であります。ツアー楽なので、トリオ・ザ・男優と一部スタッフ達と地元居酒屋でカンパーイ!タクシー運転手が勧めてくれた「じょっぱ汁」も試しました。鱈を内臓も含め、全部ブチ込んだ味噌仕立て。その後、カラオケに繰り出した深夜の帰り道、除雪車が。


これは出演者全員の共通意見ですが、励ましの公演の筈が、元気を頂いたのはこちらの方で、こんな日本だからこそ、演劇という行為の意義を再確認出来ました。東北の皆様、心より御礼申し上げます。そしてお互い頑張りましょう!

一ヶ月のツアー用に購入したブーツ。完全防水じゃないのだが、雪道に大変重宝しました。ご苦労さん!


僕も少し心身を休め、高円寺公演そして大千穐楽の甲府公演へ臨もうと思います。フー、お休みなさい。


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