2011年2月アーカイブ

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都心

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運転しないんで、未だに東西南北、都心の道と町との関係が判らない。今宵、誘われて、たまたま西麻布で飲んだのが、先ず最寄駅が六本木だったのがビックリ(麻布と六本木の関係が判っていない…)!三々五々別れる時に、「六本木駅から徒歩で来ました。青山一丁目で乗り換えます」「あ、この道を真っ直ぐ行けば青山一丁目の駅だよ」へ?そう言えば、大江戸線の青山一丁目駅の次が六本木だった。

そして、途中のコンビニで酒を買い、飲み飲み歩きました。不安だったが、まさかの時にはタクシー(空車がワンサカ居た)!と判り易い酔った勢い状態。道の向うに大きな墓地、おそらく青山霊園だろうという自己判断でトボトボ。その内、東京メトロの看板。なーんだ、もう到着か?あれ、乃木坂駅?あの、花組が様々お世話になっている乃木坂コレドと繋がってるの?青山一丁目駅の前に、乃木坂駅に遭遇するとは??完全に僕の脳内地図は大崩壊しました。

駅構内の地図を確認。言われた通り、このまま真っ直ぐ行けば目指す駅がある事が知れる。こっから先が楽しかった。ぷ~ら、ぷ~ら。赤坂警察署って地図で見たイメージより、こじんまりした町の警察署なのね。その隣に公園があるんだけど、昨今の事件で町中に備えられた膨大な監視カメラの存在を思うと、こんな時間にウロウロするのも憚れるんでスルーする(ちょっと休みたかった…)。地図通りに青山一丁目駅に到着致しました。

碁盤の目の大阪では迷子になったが、東京のクネクネ入り組んだ道が、逆に所在を判断し易いという事を実体験しました。

彦山権現誓助剱/大阪松竹座昼の部

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ひこさんごんげんちかいのすけだち。通し初見。瓢箪棚カットは残念だが、とても上手くまとめられた脚本で、人物それぞれの見せ場があり、こういう主導権(座頭と演出)が明確な興行では大変良い企画だと思う。毛谷村だけでは、六助役者とお園役者の為だけの出し物になってしまうから、是非この形が定着する事を願う。

今、超話題の愛之助君の好演もあって、いつもだと良く判らない「京極内匠」なる人物が、こんなにも魅力的だとは!死体にキスまでしますよッ!孝太郎君のお園も、健康的な女形体質にはぴったり。序幕が開いてから、2時間以上経過した四幕目から登場する、六助の仁左衛門さん、客席の期待感満杯で、七三での最初の台詞が拍手で掻き消されるほど!大詰も歌舞伎らしいアレンジと演技で、GOOD!大阪滞在を1日伸ばし見物して大正解でした。

終りました…。

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出会いと発見(自分の事も含め)に溢れた公演でした。「人」って興味深いです。いい勉強になりました。で、ともかく楽しかった。終演後の舞台監督高橋大輔氏のアナウンス「33ステージ、お疲れ様でした」え、そんなに回を重ねてましたか?大概、大千穐楽は、一つ一つの台詞が言い納めになる実感がある。今日もそれを味わおうと思ったが、幕が開いたらそのまま一気に幕が降りた…。「夢中」という言葉が近いかな。こんな機会、有難いです。

演劇に大切な探究心を感じ続けて欲しいという気持ち含め、最終日前の昨日、舞台で気になった事をマルちゃんに指摘したのだが、今日綺麗に変えてくれました。飲み会でも「慣れるのが怖いよ。出来る人程、そこに陥るよ」と言い続けました。「舞台人」マルちゃん、今の意識を保ってくれるなら大丈夫です。

東京大阪とご観劇頂いた全ての皆様に、心より御礼申し上げます。また、僕をお誘い頂いたスタッフの皆様、嬉しかったですし、有り難かったです。6月の「花組ヌーベル『番町皿屋敷』」の稽古初めまで、心地良い疲れをゆっくり癒します。

ホットミール

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DVC00312.jpg大阪公演でも、マチソワの間にケータリング&デリバリーを頂戴しております。スタッフもキャストも、幕内用特製ジャージ上下を着ているので、食事現場は体育会系合宿風!「ARE YOU GILBIRD? NO I AM GILBERT GRAPE」

早いもので残り4ステージ…。

大訂正~ッ!

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先日皆で行ったたこ焼き屋は「味穂(あじほ)」でした(平身低頭…。内容は訂正済みです)。雨で走り込んだので、店の提灯がそうだったような気がして…。で良く良く考えたら、以前入った道頓堀の「千房」とは随分趣きが違っていたな、と不安になり、確認したら「味穂」さんでした。お店の皆様ご迷惑をお掛け致しました。「味穂」です!「味穂」です!「味穂」さん万歳ッ!

さて無事に降りた初日の興奮のまま、おネムさん数人を除く出演者と、東京での別の舞台(脚本&演出)の初日をこれ又無事に見届けたG2氏と、今日でお別れ演出助手の田村ちゃん、そして、三上君が出演する「音楽の時間(リリパットアーミーⅡ)」チームから見に来てくれた、わかぎゑふ氏と蜂屋を交え、上本町「韓八亭」で焼肉三昧を致しました。マルちゃんは?はい、同席なさいましたよ。

間も無く開幕~ッ!

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DVC00311.jpg東京に引き続き、お花有難うございます。


昨夜は心斎橋の「味穂」へ出演者全員(勿論マルちゃんも)で参りました。花組芝居の大阪公演の宿泊先が心斎橋のホテルだった(閉館してしまった)頃、良くテイクアウトして部屋で食ったたこ焼き!その店へ初めて入りました。「するめ天」美味かった。持ち帰りのたこ焼きは鰹節とタレを掛けた形だが、店内では出汁に浸けて頂きます。これが美味!明石焼きと似てるが、ちと違うようだ。いやあ、盛り上がった。心地良い宵でした。

サド侯爵夫人/シアターコクーン

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いや見たかった。実は平さんが、三島が意図したと言う一対の「わが友ヒットラー」と共に、同じ男優での同時上演を打診して流れた事実があると言う。

2009年秋、篠井英介氏のルネと組ませて貰って、モントルイユを勤めた舞台を、平さんにも見て頂いたのだが、本邦での男優だけの初上演(あ、初じゃないね。思い出した、水戸芸術館で英介さん経験済みでした)、多少は、この公演実現の後押しだったのかな?

女形未経験者が大半の舞台、ほんと敢闘賞です。しかし平さんのモントルイユ、参りました。ああ、こうすれば良かったんだ…。一瞬一瞬が発見で、あの時は作品の重さに二度と嫌だと思ったが、もう一度再挑戦したいと本気で考えました。じゃ、その時のルネは?サン・フォンは?シミアーヌは?そして…。見る前も見た後も興奮の宵でした。

DVC00308.jpgして来た!こちらのコンディション(酔っとる)のせいか、久し振りの雪景色がとてもいいね。


雪の思い出。父方の祖父が急死したと聞いた日、東京は大雪だった。屋根からドサッと落ちる雪音を聞きながら、正月のある日、慌しく京都へ向った。

中学受験も大雪だった。自宅から駅までの数百メートルがにっちもさっちも(二進も三進も)で、駅まで行かずに雪塗れで帰ったら、親に怒られたな…。

幼稚園当時の妹が、隣の都立高校の男連中と門を挟んで雪合戦!一対有象無象だが、門は閉じてるし、と放っといたら、間も無く大泣きで帰宅の妹!スワ!苛められたか!?「どうしたッ!?」「(妹)手が冷たくて痛~いッ!」あ、ちゃんとあいつら遊んでくれたんだ。その都立高校、後々「ルーキーズ」に登場する二子玉川学園のモデルになったらしい。今は廃校となりましたが、ま、ソフトヤンキー(こんな単語ある?ありそうだけど…)がワンサカ居たからね…。

いや綺麗です、太平洋側の雪なんでビチャビチャだけど。お散歩楽しい!ついでに、近所のクレープ屋「BETTY」へ!DVC00307.jpg稽古場で何度か座員どもがクレープを食らってた、そのクレープはこの店で調達しました。これまでテイクアウトばかりでしたが、今宵初めて店内に入りました。実はメニューにお酒や様々フードも多種揃え、言わばクレープも食えるバー(閉店23時)という感じなんです。以前も明かしましたが、小学生時代の同級生が経営する店で、懐かしい話に小1時間。雪がキッカケを作ってくれました。

ホワイトバレンタイン!

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お散歩しようかな…。

38,5℃の裸眼/ハイバネカナタ

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「シアターグリーン」前身の池袋アートシアターから数えると40年を超える老舗だそうだ。僕も学生当時、劇団ショーマや自転車キンクリート、同世代の舞台を見て来た。昔の小劇場らしい、少し薄暗かった小屋を、立派なビルに建て替え、3つの劇場を内包した「シアターコンプレックス(劇場の複合体)」として稼働して5年近く。

みぞれ降る宵に訪れたので、仙行寺内にあるせいか、閑静な周辺が少し怪しいムードだが、舞台の方も不思議なものだった。DVC00303.jpg団員少数で、外部から様々な俳優を招く形が、今風か。いろんな劇団があるんだなあ。「ハイバネカナタ(灰羽彼方)」という組織名も変わっている。鳴流屋は鳴流屋そのままだった。

同伴した那河岸屋と、深夜3時まで、演劇の現在を議論した、と言えば尤もらしいが、まあ、演劇人野郎が3人寄って酔って馬鹿話をしたのさ!

副題の「明治文豪青春賦」は、実は僕が命名しました。「花たち女たち」の稽古中、おーにょ君が新作のタイトルに悩んでいる様子なので、モチーフを聞いて編み出しました。僕の感覚では、今の副題が本外題で「六人のへそ曲り」が通称。これって昔の戯作のそれなの。例えば「時平の七笑」の本外題は「天満宮菜種御供(てんまんぐうなたねごくう)」。副題を主にしたのは、おーにょ君の、つまりそれは「今」の感性。本番を見てそれで良かったと思いました。

勿論プロ同士ですから、しかも師弟なんで、言うべき事はアフタートークの後で申しました。DVC00299.jpg同じ本、同じ配役、同じ劇場、で演出したいな、と正直思った。是屋の出自=俳優座からの客演、蔵本康文さん&松崎賢吾さん、楽までよろしくお願いします。

画像は肉体派カップル、松崎君(サッカー。実は相当本気だったらしい)&射留屋(格闘技好きの美斉津恵友)の爽やか笑顔。

金閣寺/神奈川芸術劇場

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三島由紀夫が「個人」を描いた代表作として名高い。僕が最近関わったヨーロッパ的演出が施された舞台達と、随分共通したイメージがある。場面が多く複雑な構造や内容を持つ、言わば、一般的な戯曲らしくないものを舞台化するには、こういった様式が相応しいのだろう。

DVC00298.jpg閉鎖された講堂のような空間が、主人公の苦悩が深まる程に亀裂を生み分解されて行く。果てには新装なった舞台裏の隅々を白々と晒す。「生きよう」と呟き、金閣寺に火を掛けた吃音の青年は舞台を降り、静まり返った見物と同化する。

森田剛君が「溝口」なり切っていて見事。「柏木」の高岡蒼甫君、「鶴川」の大東俊介君、それぞれ、外面の醜と内面の醜を見せつつしかも美しく、亜門氏のチョイスが素晴らしい。

WAKI組公演の疲れも癒えた那河岸屋と観劇。年末年始もずっと殺陣三昧でほったらかしていたんで「明日髪切る」そうだ。

ちょいちょいと、

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座員が見に来てくれています。

僕の保安官姿を伊予屋は面白がっていた。晴屋は作品に随分感動した様子で、いろんな人に見て貰いたいと言ってくれた。季蛙屋・乙貝屋・那河岸屋、三人が私の不倫相手メラニー役の吉本ちゃんに挨拶している様子は、DVC00294.jpg三匹の背の高い鬼が村の娘に襲い掛かっているようで可笑しかった。「(那河岸屋)幕開きが薄暗いせいか、保安官、座長だと気付かなかった」少し愉快だった。

ランス・ダッチがキャスターを勤める番組に登場する「キンザーさん(教会の件で名が明かされる)」、僕だと思わない人がいるらしい。ネットで「昔は女形をやっていたそうだ」との発言あり。少しは立役が板に付いて来たからかな?と、これも少し愉快。

画像は、先日紹介した開演一時間半前に現れるものの正体。タッカー(菅原君)の髪型は毎回こうして誕生しています。

贅沢!!

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DVC00283.jpgDVC00285.jpgDVC00292.jpg企画といい作品といいスタッフキャストの顔触れといい、本当に贅沢させて頂いている実感を日々味わっています。実は「舌!」も贅沢を味わっております。


2ステージの日には、昼夜の間にケータリング&デリバリーが用意されているんです!いや、驚きですよ。暖かいご飯や惣菜を、自分の好みの量で頂ける。キャストとスタッフでは開演準備の手順が違うので、自ずと食事タイムも異なるのですが、毎回給仕係も出向いているので、2時間、いつでもホットミールが食べられる。こんな現場初めてです。有難うございます!感謝!感謝!


裏の贅沢さに支えられている僕らは、表舞台で更に高い質の芝居をお見せしなければ!と気が引き締まりますな。画像はメニューの幾つかでございます。東京公演、いよいよ残すところ4日。既に月も変わっています。福は内~ッ!

「後輩がお世話になっています」

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G2氏作・演出「アリバイのない天使」で咲酒屋(えぐしや=植本潤)が共演させて貰い、その縁で、昨年の花組芝居本公演「花たち女たち」もご観劇頂いた、坂本昌行君より「ギルバート・グレイプ」終演後、丁寧にご挨拶を頂戴しました。

今夜のマルちゃんは、いい意味身体が開放されていたように思います。リラックスするという事は、集中度と適応度を上げる為には至極必要な条件なんです。現場は緊張感のある「安定」に向っているように思います。

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