2008年10月アーカイブ

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その六拾五

彼の作品の中でも「サド侯爵夫人」は読まなかった。

やっと観るコトができた…まさに二幕は三島歌舞伎、他の方々には申し訳ないが「二人」にしか目がいかなかった。
あとは…いろんなトコで賞賛の言葉が飛び交っているだろうからココでは書かないけど、座長がアグレッシブに元気で忙しく(お疲れでいらっしゃるとは思うけど)してるのは嬉しい。


楽屋挨拶に行ったら…誓さんに会った。

10年ぶりぐらいになる照明さんにも会った。

夜は、店に、4月にオーストラリアに帰ったデヴィッドが、呑みに来てくれた。


昨日のオフは…嬉しいコトだらけ。

写真は…ギロチンという名のベルギービール。
アルコール度数も8%と高いので、一発で、落ちる?



その六拾四

秋葉くん出演の、シアタードリームズカンパニーvol.17 へそ@曲リーズ その1「女は一生…」を新宿サニーサイドシアターに小雨降るなか観に行ってきた。
いろいろな立場の、アラフォーならぬジャスフォー(ちょうど40歳)女性に焦点をあて、コミカルで、ちょっと切ない人生模様が描かれているんだけど、その女性よりも、周りの登場人物の台詞や描写が濃くて、アラフォーの男としても、観ててかなり共感できた。
26日(日)までやってるので、男女に関わらず、ジャストに限らず、観に行ってみてはいかが?

ちょっとだけ気になったのは…以前から感じていたコトで、今の「ヒキガネ2008」でも苦労しているのだが、自分の経てきていない年齢の、何処にでもいそうなごく普通の人間を演じるのは難しい(えっ!?今さら?)。

単純に見た目だけの問題ではないと思うのだが、やっぱり皆若い、若く見えちゃう、または年齢不詳。

社会人経験(それも16年前だしね)と、役者以外の友達の方が多い(大半が客だったり呑み友達だけど)コトが、僕にとってはスゴく助けになっているのだが…役者としても、一人の人間(の男)としても、もっともっと経験値を上げなければ。


僕は、その歳相応に、うまく年輪を重ねているだろうか?



その六拾参

僕はカラダが硬い。

高校・大学時代の…バリバリ現役でバレーボールをやっていた頃は少しマシだったけど、それでも周りに比べると硬い方だった。

それ故(にかどうかは分からないけど)、怪我も多かった。

捻挫、脱臼、靭帯剥離…どれも皆長い付き合いで、その結果、今は血行障害でかなりの冷え性だったりする。

この歳になって、初めてヨガ(ポーズだけでなく、呼吸法とか考え方も)を知った。

(ヨガの前にやる)ストレッチをちゃんとやると…僕にとっては苦痛で、しかもあまりの堅さに恥をかく。


ヨガの基本姿勢で腹式呼吸をする。

気持ちが落ち着く。

血がカラダを巡る。

カラダがあたたまるのを実感する。

神経が研ぎ澄まされていく。

コレは信じられる。

コレは僕を裏切らない。

コレで何かが変わるかも知れない。

ヨガ…ほんとオススメなんですってば!



その六拾弐

僕がたびたびお世話になっている鯨 エマさんからのお誘い(以前彼女が参加した朗読のワークショップが面白かったらしい)で、壤晴彦氏(俳優、演出家、演劇倶楽部「座」代表)のヴォイストレーニングを受けたきた。
一日目のこの日は、講義というか理論がメインだったけど、あらためて自分の発声のクセに気付いたり、目からウロコな事が多かったり…テクニック的なコトも含めて、即座に「ヒキガネ 2008」「泉鏡花の夜叉ヶ池」に活かせるかどうかはわからないが、壤氏の言う七つの声の出し方をマスターしたら「ガラスの喉」ともサヨナラかも知れない。


そのまま「ヒキガネ 2008」の稽古へ。
振り付け日。
昨夜は、オープニングのオリジナル曲「ヒキガネ」とバービーボーイズのあの曲。

カラダの中の踊り虫(アドレナリンとも言う)が騒いでる。

やっぱり根っからの部活っ子なのね。

写真は…「厚切りベーコンのカルボナーラ」



その六拾壱

一昨日(12日ね)、札幌から帰ってきました。

花組芝居「怪談 牡丹燈籠」、公演の全日程を終了しました。

池袋・あうるすぽっと
新神戸オリエンタル劇場
札幌・道新ホール

に観にいらしてくださった全てのお客様に感謝します。

ありがとうございました!


札幌最後の夜は…演鑑の運営部の方々との交流会もあり、その後…素敵なおじ様達(溝口さん、原川さん、水下さん、山下さん…)とビリヤードをしにススキノに繰り出す。

時間がわからなくなるほど楽しかった。
こんなヒトトキがいつまでも続けばいいなと思った。

帰京したその夜、「イルミナ」で共演したパラノイア・エイジの長縄くんが出演する、今昔舞踊劇「遊びの杜」をかの靖国神社に観に行った。

ん〜、もったいないというか微妙な作品だったと思う。
おとぎ話や神話などを脚色して、オムニバスで構成されていたが、その、「構成」と繋ぎがうまくいってない感じがした。
話のウチの「二人小町」とか面白かったし、一つ一つはよかったと思うのだが…、自分の勉強不足かも知れないけど、野外で、しかもそれが靖国神社という場所で演る意味(意義?)と効果はあまり感じられなかった気がする。

ってなワケで、10月の夜、外で2時間以上パイプ椅子に座っているのはキツかった。

その翌日、つまり昨日は荷おろしをして、少し倉庫整理を手伝い、そのまま「ヒキガネ 2008」の稽古へ…そして「怒涛の殺陣」が待っていた。


例年以上にガツガツしている。

このガツガツ加減は、「今年の半分を何もなく過ごすのだけは避けたい」からきているのだが、反発で、むしろ半年中(っていうか一年中)芝居していた気がする。

この「忙しさ」は自分で決めたコトだから…決して「言い訳」にはしたくない。

その六拾

嗚呼、緒形拳さん!

心から、ご冥福を御祈りいたします。

昨秋「FLOWERS」で共演した、経済とHの実近くんから突然メールがきた。
先週末の舞台のお知らせとともに、「この度私、経済とHをクビになりました」とあった。
稽古で、観に行ってあげられなかったけど…ちょっと心配になった。


「ヒキガネ 2008」の稽古は、少しスローペースなのかも知れないが着実に進んでいる。しょっぱなからワリと出づっぱりの僕の役は…今までにないというか、自分の中にあまりないというか、演ろうとする(演ってしまう)コトとは逆の要素を求められて、少し戸惑っている。
かと言って腑におちないワケではない。
演出家は見抜いているのかも知れない。

ゆっくりアプローチして、1ヶ月後にそれを演りきっていられたら…また新しい横道毅をお見せできるんじゃないかと思う。


ま、ちょっと一休みして札幌に行ってきます。

その五拾九 ジギー スターダスト

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その五拾九

↑デヴィッド・ボウイは…ヒキョウだね。

昨日は夕方から稽古だったので、「青木さん〜」を諦め、マチネにKAKUTA「STAR MAN」@青山円形劇場を観に行ってきた。
テーマというか発端が…タイムリーに「自殺」を扱っていたけど、お芝居として観せられて「ん…何か違うなぁ」と感じた。あまりにイイ人達しか出てこないからかも知れない。
全体としては話の造りや展開も巧く、引き込まれて、長い時間を感じさせないものだったし、時おり物語にからんでくる「間違った青春グラフィティ(ホメ言葉です)ごっこ」もバランスよく笑いを誘っていた。
原 扶貴子さん…やっぱイイなぁ、ワークショップでは同じ組じゃなかったので話したことないんだけど、共演してみたい、いつか。

神戸公演と札幌公演の合間に、はぶ談戯「ヒキガネ 2008」の稽古も始まり…実はけっこうな台詞の量に苦しんでいたりもします。


稽古場日誌あります!
http://hikigane2008.blog.shinobi.jp/

↑コチラもよろしくです。


写真は…稽古でワリとよく行く新井薬師駅前のたこ焼き屋さん。

その五拾八 おんなのまたにちから

| 修正

その五拾八

「君のしてきた努力は決して無駄にはならないよ」

誰が一番最初にこんなキレイ事を言ったんだろう?


結果が出せなければ、何もしてこなかったと同じだ。


たいしたコトしてこなかったかも知れないが、今、僕が死んだとしたら39年も無駄に生きてきたってワケだ。

何か残せるかな?


何か残したいな。

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