その六拾壱 「忙しい」とは心を亡くす、と自分を戒めてみる

| 修正



その六拾壱

一昨日(12日ね)、札幌から帰ってきました。

花組芝居「怪談 牡丹燈籠」、公演の全日程を終了しました。

池袋・あうるすぽっと
新神戸オリエンタル劇場
札幌・道新ホール

に観にいらしてくださった全てのお客様に感謝します。

ありがとうございました!


札幌最後の夜は…演鑑の運営部の方々との交流会もあり、その後…素敵なおじ様達(溝口さん、原川さん、水下さん、山下さん…)とビリヤードをしにススキノに繰り出す。

時間がわからなくなるほど楽しかった。
こんなヒトトキがいつまでも続けばいいなと思った。

帰京したその夜、「イルミナ」で共演したパラノイア・エイジの長縄くんが出演する、今昔舞踊劇「遊びの杜」をかの靖国神社に観に行った。

ん〜、もったいないというか微妙な作品だったと思う。
おとぎ話や神話などを脚色して、オムニバスで構成されていたが、その、「構成」と繋ぎがうまくいってない感じがした。
話のウチの「二人小町」とか面白かったし、一つ一つはよかったと思うのだが…、自分の勉強不足かも知れないけど、野外で、しかもそれが靖国神社という場所で演る意味(意義?)と効果はあまり感じられなかった気がする。

ってなワケで、10月の夜、外で2時間以上パイプ椅子に座っているのはキツかった。

その翌日、つまり昨日は荷おろしをして、少し倉庫整理を手伝い、そのまま「ヒキガネ 2008」の稽古へ…そして「怒涛の殺陣」が待っていた。


例年以上にガツガツしている。

このガツガツ加減は、「今年の半分を何もなく過ごすのだけは避けたい」からきているのだが、反発で、むしろ半年中(っていうか一年中)芝居していた気がする。

この「忙しさ」は自分で決めたコトだから…決して「言い訳」にはしたくない。