新年のご挨拶を申し上げます。

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花組芝居は今年、三十周年を迎えました。これもご贔屓皆々様の長年のご愛顧の賜物と、心より御礼申し上げます。

旗揚げ当時は小劇場ブーム真っ盛り!座長27歳という遅咲き劇団としては、一時の浮かれ拍子でなく、長く生き残る為に、誰も真似の出来ない路線を、と掲げた「ネオかぶき」。

地固めの10年は、色々な苦難がありましたが、花組芝居という場も捨てず、苦労も厭わず、ついて来てくれた座員達に助けられました。

既にバブルの弾けた、次の10年は、ダンス中心の作品や、翻訳劇など、実験と挑戦の連続でした。この時期の試みが、後々の創作に厚味を加えてくれています。

そして30年へのカウントダウン。親子程離れた若手達が力を付け、オジさん達の味も濃くなりました。座内のユニット公演や別団体の結成など、座員達が活動の幅を広げる中、「ぼろぼん企画」を主宰していた、旗揚げメンバー水下きよしの死去は痛恨でしたが、30年の間に培った人材が、花組芝居を豊かにしてくれています。

30年の感謝を、この1年に籠めたいと思っております。何卒よろしくお願い申し上げます。


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初めて花組芝居に出会ったのが22年前 雪之丞変化の初演でした。 

前進座の花道で加納さんの華麗な舞を観て以来 はまってしまいました。

多くの作品を観てまいりましたが、一度も裏切られる事なく至福の時を過ごさせて頂きました。 これからも楽しみに次のお芝居を待ち続けます。

健康に留意されてご活躍をお祈りしています。


有難うございます。お返事が大変遅くなりました。あの時は、大阪の中座でも公演が叶い、画期的な作品となりました。これからも何卒ご贔屓賜りますよう、お願い申し上げます。

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