かねがね評判を聞いていたが、ようやく東憲司氏の世界を拝見した。
出演者達が表方も兼ねている。客席は窮屈だが、斜度が高いので良く見渡せる。
軍の機密作戦が入口で、次第に泥臭い民俗色が強くなり、果ては振り落としで真っ白な月が出現!噂に名高い大仕掛けもあり、で、この懐かしさは、かつてのアングラへのオマージュか?
松本紀保丈が、皇后から一転、地を這う巫女を演じる。
染五郎君の姉であり、旦那は川原和久君で、ほさかよう君の「空想組曲」でいきなり共演(こっちは日替りゲストだったけどね)しちゃう!という、僕とは因縁浅からぬ存在。ま、彼女のお誘いもあっての桟敷童子だったのだが、頼もしい劇団力を見せて貰った。
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