改めて「花組芝居」という事

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DSC_0007 (4).JPG後片付けを終え、有志と共に焼肉三昧!その後は久し振りにカラオケ行きたいと駄々をこね、皆に次々歌って貰った。僕は楽しかったけど…。


夏祭りだった。気付くと既にそこここに秋の気配が…。


翻訳劇を現場の都合で、大幅に刈り込むという行為は、現代運劇の王道では行わないものだろう。先ず訳者の苦労を無にするに近い。


戦後の歌舞伎でも、原文重視が叫ばれた。けれども逆に歌舞伎の王道としては、役者の工夫を最優先するこのジャンルの特徴から、書き下ろされた台本、正確に言えば「書き抜き」(その役者が演じる役の台詞のみを列記したもの)を貰ったら、役者自身が台詞に赤を入れ、自分の身体に合うよう、バンバンいじり捲るのがプロの役目!だった。


DSC_0006 (9).JPG勿論、明治以降、古典化した歌舞伎界では、先人の型を尊重する度合いが格段に上がったので、今は台詞をいじる事は身勝手だと戒める傾向にある。


ちょっと話が逸れたようだが、兎も角、先生方に睨まれようが、演じる方も見る方もしんどいと感じる、翻訳劇特有の長さをバッサリやって正解だったと確信する。


「かもめ」が良く判ったというご意見を多数頂戴した。


歌舞伎を中心とする過去の作品を様々な角度から手を加え、ね、この芝居、こんなに面白いでしょ!?とお見せするのが旗揚げ以来のポリシーの一つとする、我々花組芝居は、今後もこのまま突き進んで行こうと思う。


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これからも楽しみにしております。何でも有りの花組芝居が大好きです。ずーっと長く続けて下さいませ。

28年続けられた我々の価値観を信じて進んで参ります。有難うございます!

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