日本チャップリン協会という存在を初めて知った。会長であり、今作品の上演台本・作詞・訳詞を担当した大野裕之君は、日本のチャップリン研究では、今、第一人者だそうだ。
元の映画は随分以前に見たので記憶が薄れているが、映像を舞台劇にする手際がスムーズ。
新曲(音楽=荻野清子さん)部分が、「ライムライト」の世界を壊さず美しい。
一幕の複雑な進行、二幕、舞台の表と裏の行き来が巧み。タタラを踏むような幕切れが独特。
咲酒屋(植本潤)さんはお手の物!拝見した回は高校生の団体(200名)が入っていたが、ひどく神妙に観劇していて怖いくらい。オカマ演技だけはリアルに反応していた。
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