稽古を早めに終え総見(に近い)!
船場を描いた「ぼんち」にも溢れていた、小煩さや見栄っ張りがここにも。
わかぎ嬢がこだわっている、正しき大阪弁が心地良く、寄り道なしの脚本もスッキリで、「兼」さんの行き届き過ぎた生き方と共に、意外にも爽やかな印象な舞台。
次々登場する和服の趣味が抜群に良い!
ABCホール公演では、茂山のご兄弟が勤めた役をノダシンが、ちゃんと狂言師の拵えだったのが流石。
大人な「女」が創り上げた舞台の、この上質さは見習わねばなるまい、まさに、いつにない硬質な芝居を作っている最中だし
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