福原の元締、貫録を見せる為に台詞の声音は基本低音だが、歌の音域は高い。両方伸びやかに響かせたいし、ダンスは意外に躍動的だし、毎朝、酒が残る日々、本番前のストレッチは欠かせない。
淡々とメニューをこなしていると、いつも水やんを思い出す。
劇団の初期は「花組システム」と称して随分ハードな準備運動を全員に課していた。その中でストレッチメニューは水やんが指導していた。その内、個々の身体の有り様を重視して、それぞれのやり方に委ねるようになった。
身体を動かす事が好きだった水やんは、いつものんびり床に転がって、伸びたり縮んだりを繰り返していた。
それに比べると自分のストレッチはいい加減なものだ。ものの5分も掛からないんじゃないかな?ま、それが僕に合ったやり方だと納得させて来た。
「悪名」でもそんな感じだった。が、小山公演の楽日、何故か劇場入りした時から心身がシャキッとしていたんで、いつもより身体に負荷を掛けてストレッチを行ってみた。痛いが気持ち良かった。これが本来のストレッチだ!と思った瞬間、
「あ、今、水やんが教えてくれた?」
はい、これからもっとちゃんとやります!
水下さんは、加納さんに心酔して、花組に入ったって何かで見ました。
水下さんは、加納さんにいつまでも自分の尊敬する役者でいてほしいのかな?
だから、時々「オイラが尊敬する役者がそんな事じゃ困るなぁ~」って、カツを入れに来たのかなぁ。
それとも、ちょっと食いしん坊がたたってるぞ!っていうスパルタダイエットだったりして(笑)
どちらにしても、水下さんは、加納さんが気になって仕方ないんですね。愛されてますなぁ~って事( ´艸`)
只の思い込みかも知れませんが、今更ながら水やんに頼ってたんだな、と…。
栃木の公演、楽しかったです。元締様はますますシュッとして、悪くて怖い方になっていました。グレーのスーツの優しそうなサラリーマンさんと対照的で面白いです。
ジュリーさんの音楽劇のうち、唯一「ぼんち」だけ劇場で観られず残念だったのですが、今回加納さんがその「ぼんち」に出ていらしたと知って無念さ倍増!!DVDで見させていただきました。佐野屋さんも素敵でした。役柄は全然違うのに・・・俳優さんってすごい・・・。
ストレッチがんばってください!
「悪名」で元締ファンになった友人ともども、今後のますますのご活躍を楽しみにしています。
うわッ!有難うございます。花組芝居もよろしくお願いします!