通夜&告別式、お別れ会、武蔵屋祀り、メモリアルルーム。「水下きよし」を送る各々を全て滞りなく終える事が出来ました。
1月24日(金)のあの瞬間から、花組芝居座長としてご挨拶申し上げる事が出来ず申し訳ありませんでした。症状は聞いていましたので、覚悟はしておりましたが、居なくなった事実が自分には余りに巨大で御しようがなかったというのが告白です。
生前飲んだ折に、度々「どっちが送るんだろうな」と冗談に言った覚えがあります。
4年前、僕が50歳を迎えるに当り、「生前葬やろうよ」と後押しし、そして仕切ってくれたのが水やんでした。能天気な彼の性格から、当日開始ギリギリまで「どうにかなるさ」的な進行振りに、回りはあたふたとしましたが、式は盛り上がり二次会もワイワイと楽しく過ごせ、嬉しい思いをしました。
そして自分の番がふいに巡って来てしまいました。「俺はちゃんとしてやったんだから、加納ちゃんもちゃんと送ってくれよ!」ずっとそう言われ続けたような日々でした。
僕の仕切りどうだった?とは聞きません。たとえ水やんが満足したとしても、僕は、水やんの側へ行くまで、ずっと送り続けるつもりです。30年間、僕をいろんな事から守ってくれたそのお返しは、それくらい時間掛けさせてよ。
追悼の企ても出揃いつつあります。間も無く発表出来ると思います。
水下きよしへのこれまでの、いやこれからの熱き御贔屓お願い申し上げます。
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