殺しのリハーサル/ピュアマリー

| コメント(0) | 修正

噂に聞いた中目黒キンケロ・シアター!立派な劇場で、フカフカゆったりな座席なんで、あの広さで130席!


「刑事コロンボ」の原作者、リチャード・レビンソン&ウィリアム・リンクによる推理TVドラマの名作。脚色はD・D・ブルック。


主役の林与一丈がカーテンコールで、ここで発言する事ではないが、と前置きして「71で三百何十という台詞を覚えました。まだまだ頑張ります!」躊躇なしに脱帽です。


脚本上、冒頭の筋売りがしんどいけど、必要悪か…。フーダニット(Who done it?)ドラマの常套でしかも最強な大どんでん返しが心地好い。


「BASARA」でご一緒した、元四季の松島健市郎さんが長身とダイナミックなお顔を生かした、スター役。そして中国武術家でもある、蓉崇(ようたかし)君が、気弱な売れない若手俳優で、キャスト表には「観客席の男性」という、アレ?って役なんですが、実は犯人!「劇場」という密室で行われた「犯人探し」は、彼の自供を引き出す為に何もかも仕組まれた嘘だった!


こういう推理劇って痛快だね。いがみ合ってた奴ら全員が共謀してた、とか。


DVC00134 (3).JPG終演後、目黒銀座商店街「香食楽(かくら)」にて遅いランチ。この店、薬膳カレー&Cafeでして、昆布干し椎茸出汁の「ベジカレー(動物性、砂糖、化学調味料一切なしの野菜カレー)」を、少な目の八穀米にアボカドをトッピング!いやあ、美味かった!


コメントする