雪晴れ/飛び猫舎第二回公演

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朗読劇。

首を落とされる直前の吉良上野介(清田正浩さん)が、あの炭小屋で思った事は?作・演出(仲村みなみさん、向坂陸さん)の言葉「これは自己欺瞞の物語です」通り、彼は言い訳をし、そして諦め、殺される自分を英雄視する。でも、死の刹那「何故!?」と叫ぶ。

豊かに響く琵琶と語り(熊田かほりさん)、中性的で怪しげな舞踏(相馬和志さん)、三つ巴のパフォーマンスが、討ち入り翌日、本所松坂町吉良邸近く(両国blackA)で、吉良の内面を暴露して見せました。

会場には、第一回公演出演の羽場さゆりさん(表方)と今泉薫くんが。薫くん、伴った射留屋(=美斉津恵友)と同い年てんで、仲村さんを含め改めてご挨拶。シャイ同志だから、そのギクシャク感が愉快。何かのキッカケになる事を望む。


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