加賀見山再岩藤

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花組芝居「奥女中たち」で題材に使い、原本は散々読んだが、実際の舞台を見たのは始めて。脚本の基本は、十七代目勘三郎が復活した国立劇場上演台本だろうが、DVC00022 (4).JPGそれを更に短く、細かい演出も今のお客に判り易く親切で、次世代歌舞伎の有り様が見えたように思う。


当代松緑丈、以前「魚宗」で二代目ソックリと思ったが、祖父も父も演じていない「鳥井又助」の目付きが、お父様と似ていてビックリ!もう一役の岩藤。一度、死ぬ前を経験すると良いかも。


歌舞伎啓蒙に誘った人物は、「鉄瓶」で純真な村田巡査を演じた、筑波大出身の年男、齋藤信吾君でした。二軒目で和風スイーツに恍惚な画像(何故か霞の掛かったような…)をオマケに。彼は甘辛二刀流なのです。


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