振付/淡仙女

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勿論、私は舞踊家ではありません。踊れない人々に振りを付けるプロの方は数多いらっしゃいますが、それってあくまで「出来ない」からこうしました…になる。つまり、本当はこうなるべきという理想は、矢張り訓練された身体に叩き込まれた「舞踊的所作パーツ」を利用する訳で、私の場合、テメエもちゃんと踊れないという出発点。


DVC00905.jpg実は本日、「淡仙女」踊り稽古(芝居もちゃんと吟味しつつの「脇」なんですけど)が始まったのですが、前後の流れからどんな空間が望まれているのか?戯曲のモチーフから要求される元ネタは?これらのバランスを考えつつ、楽しい創作となってます。振付する前に、役者達が思い思いに動く所作が何より参考になる。


画像は、射留屋(いとめや=美斉津恵友)のイタズラで、シャツを高々と掛けられた鳴流屋(なるや=丸川敬之)が、高所恐怖症を我慢しつつ奪取する図。脚立を支えるのは、今回オーディション組の丸山夏未ちゃん、「丸」が「丸」に助けられてます。


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