深川江戸資料館

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DVC00904.jpg「鈴の会」拝見。平成17年(2005)4月30日(土)、研修生だった小林大介「君」(今や中堅の那河岸屋=なにがしや)の「三社祭」を見た(あの時、彼は所作板を踏み抜きました/笑)、以来2年に1回訪れてます。


『五郎時致(ごろうときむね=雨の五郎)』は、日芸の日舞実技授業で教わった(七々扇流)んで懐かしい(30年前なんで、振りなんか記憶にないが…)。流石長年の弟子、切りで「まかしょ」を踊られた師匠猿若清恵師がなさる、たまたま似た荒事風な所作と、身体や力感が同じで、正しく写している大介が座長として誇らしかった。


田仁屋(谷山知宏)の『鶴亀』。演者のレベルに合わせ、古典でも振りを自由に変える稽古場(この場合、3人立ちを1人で)で、誤魔化しの効かない振りを真向からの挑戦!いい勉強になったんじゃないかな。「鹿殺し」の稽古&本番の合間縫ってのスケジュールなんで、師匠弟子共に大変だったらしい。


DVC00903.jpg清恵師の『寒行雪姿見(まかしょ)』、身体の緩急が素晴らしく、女性でなければ、白尽くめで露出の多い本衣裳で見たかった(が、それは無理な注文というもの)。昔、先代の又五郎さんが、「羽根の禿」から早拵えで変ってました。


30分の休憩に「ぶっかけ深川飯」を初体験。アサリ・ネギ・厚揚げ、そして味噌汁だし言わばお精進な健康食だね。950円って妥当なのかしら?内容は庶民的だけど、どうなんだろう?観光と思えば、こんなもんか?とも思うけど…。


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