昨年のいつだったか、骨組みしか無かったのに、驚く程旧建物を模した外観が!三が日のTV番組で内部も公開されていたが、これとて完全復元という印象だった。
小屋右側、昔は小さな入り口しかなかった面に、巨大な搬入口。工事中の幕の隙間から、真新しい客席が見える。大きな道具を道路から直接突っ込めるという仕組みか。
楽屋を含め、舞台裏がどう機能的になっているか。半蔵門の国立劇場が、敷地面積の広さを利用し、どの楽屋からも広い廊下を通り、上下から段差無しに舞台へ出られるのは、正面入り口~ロビー~客席のルートと同様。
亡くなった芝翫丈が、歌舞伎座は使い良いと仰っていたが、旧歌舞伎座は、全ての役者が下手からしか舞台へ上がれなかった(新橋演舞場は、上手からも出入り可能)。
(旧歌舞伎座は)エレベーターが無かったんで、年老いた三階さんが、階段の踊り場でゼエゼエ座り込む姿を見た
。使い良い=使い馴れた、と合理的、は相入れないのかな
。
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