52歳にして世界最高のポジションを得たフランツ・ウェルザーメストの指揮。表情を変えない貴公子的風貌から、理知的で力強い音楽を導き出す。
昨年に続き、客席にジュリー・アンドリュース発見!
昨年、ウォーキング・スタッフ『ディーラーズ・チョイス』、ラジオから「踊り明かそう」が流れる演出の際、音響さんは映画版(オードリー・ヘップバーンのしかも吹き替え、マーニ・ニクソン)を持って来たのだが、こだわりスタッフ、舞台美術の塚本祐介氏(稽古全日付き合って、本番用のセットを稽古場に作る。この公演ではポーカーのお膳立てを全て仕切りました)が、イライザはジュリー・アンドリュースでしょ!と、ロンドン初演版オリジナルキャストによる、所有の音源を持参しました(僕もLP持ってる)。
今年のコンサート、お初な曲だらけで興味深かった。恒例、ラデツキー行進曲の手拍子は、元来自発的なものだったらしいが、今は指揮者がキッカケを渡すのが慣習になってるけど、その方が、演奏にちゃんと参加してる感が強いように思う。
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