新橋演舞場/夜の部(ネタバレ)

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澤瀉屋襲名興行二ヶ月目。久し振りに二階最前列から芝居見物。『黒塚』を見るには、初演当時としては凝りまくった照明のプランが良く判り、二階席で良かった。


先月の本物忠信が少し線が細かったのと、この岩手のしなやかさを見ると、四代目はやっぱり女形の人だな。


『将軍江戸を去る』「尊皇」と「勤皇」が議論される真山青果らしい演目。主演二人が、調子をやっちゃってるのが残念。


DVC00626.jpg『口上』猿之助、中車、團子、そして成田屋父子、だけのシンプルさに、一緒に観劇した那河岸屋が驚いていた。こういうのも時にあるんだよ。


『楼門五三桐』いよいよ八年振りの二代目猿翁。ワイドショーでネタばらされたんで、中車の黒衣姿を見せる、明確に演出されたカーテンコールに、涙は出なかったが、歌舞伎という演劇の特殊性に改めて感心した。


画像は、見物終えて二軒目のラーメタル!


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