新橋演舞場/昼の部(ネタバレ、も無いか…)

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大序・三~四段目・道行。辛うじて元気なお祖父さん達見てるから、「伝える」という現実が神聖だ(間を繋いでいる親御の皆さんのご苦労を思い…)。二十年後の歌舞伎座で、彼らが頼もしい大幹部である事を楽しみに!


DVC00575.jpg高校生だったかな、それまで、ベタベタの古典しか見ていなかったが、洗練=ちとリアル(昔から、色々物議を醸す型ではあるが…)な大序~四段目の半通し(国立劇場)を見て、歌舞伎的リアリズムの極地(これ以上は無理)を初体験して大感動した。師直=羽左衛門、判官=梅幸、由良助=勘三郎。その興行、道行が付かなかったから、逆にドラマを見た感動のまま(お城との別れ)帰宅出来たのが、当時としては良かったかも知れない。


前列の外人さんが、随分おネムだった…。テンションを共有させるって難しいな。共に見た季蛙屋と二軒目、酔うた…。


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今調べたら、初めて見た半通し(昭和五十年=1975年12月)は、三段目の文使い&裏門合点、四段目の花献上、と実に丁寧な上演でした。

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