ワンダーランドへようこそ!!

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NEC_0053 (2).JPG案の定、アッと言う間でした。司会の三波豊和氏と、舞踊ライブ出演の大沢健君(お久し振り!)と相部屋。豊和氏はお父様(三波春夫氏)のお話や、藤間宗家でお稽古してらしたのだが、最近踊る機会も減っちゃった話etc.大沢君は実はバリバリの日本舞踊家で、毎年ちゃんと舞台で踊っていらっしゃる。今宵の2作品(春の海、深川マンボ)も2日しか稽古が出来なかったらしいのだが、もう軽々だもんね。

第一部の監修が花柳寿輔氏で、僕以外は皆さん寿輔氏にお稽古を受けて臨んでいる。僕はと言えば、1999年「奥女中たち」で踊った「岩藤娘」を、カーリーヘアのスズナリ版でなく、シアター1010仕様に、ちゃんと片外しの鬘(お局)に藤の飾りを差し、亡霊なんで左前に着付けて勤めました。勤めたって言っても、ほんの3分でやり逃げな感じ。

東日本復興応援チャリティの呼び掛けで集まったご出演者の豪華さ!第二部は、アンサンブル・マロングラッセによるクラシツク演奏。第三部はトーク&ライブ!

水谷八重子丈は、新派狂言「遊女夕霧」に因んだ歌「与之さん」を熱唱!内藤(脇組に出演した那河岸屋の役名)のご主人様、稔幸丈は日舞に歌と大活躍!前田美波里丈はコーラスラインから「愛した事に悔いはない」。その他、「レ・ミゼラブル」出演者の皆さんに加え、テナルディエを勤められた豊和氏も持ち歌を披露!

終演後は、見に来て頂いた脇組の御大将、脇太平氏と那河岸屋(後見ご苦労様でした)ら花組関係者と、千住の宵(酔い)を楽しみました。


コメント(2)

お写真ありがとうございました。
モノトーンなお衣装とお化粧が雰囲気を醸し出していますね。拝見できず残念でした。また他の方々の演目を楽しそうですね。いろいろな事を観ることができる舞台だったのですね。チャリティーということも含め、なかなかない舞台で残念さが募りました。

「岩藤娘」なんで、髷は「片外し(位の高い御殿女中=お局や中老など)」で、右後ろにはお決まりの「平打ち」という銀の簪(お菊の時も使用した「雪輪に眼鏡」の紋を打ち出した物)を挿してします。頭と顔は「局岩藤」なのに、モノクロな「藤娘」の飾りを前髪に装着しているのがミソです。そうですね、正式なイベントだと、ここまでの顔触れにはならなかったでしょうね。

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