ノーアート・ノーライフ/ナイロン100℃(ネタバレ)

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10年目の再演。久し振りにケラ氏の作品を見る。小劇場というジャンルの、様々な進化の或る種の雛形を感じた。小劇場が生み出した個性的な俳優陣の宝庫と、キューブというとても目の効く組織との、見事な融合を目の当り!質と量のバランスの良さが素晴らしい。恒例、センスの良い映像とプログラムの拘りに、改めて感動。

そのプログラムのインタビューでケラ氏が題名を失念していた、竹内銃一郎氏がパリの日本人を描いた「今宵限りは」の再演で、私、藤田嗣治をモデルにした「オカダ・レンジ」を勤めました。演出の竹内氏から要望されて、実在の藤田嗣治と同じく、黒ブチ丸眼鏡に、前髪をおかっぱに切り揃えて出演しました。懐かしい!