8月15日

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今日も暑かった。例年より蝉が矢張り少ない。この国って、今、ちゃんと復興してるの?一昨日、書き直していた「聖ひばり御殿」再演本に《完》と記した。が、今も悩んでいる。16年前の初演は、昭和へのノスタルジィと、花組が演劇的に自ら転換しようと試みていた。言えば、のどかだった…。

自然だけでない、世界のシステムがギクシャク言い出した今、少し前とは言え、その「時代」と向き合った作品をどう見せれば良いのか?蝉同様、終戦を考える機会が少ない、いや、それどころでない、のかも知れない。