アントニーとクレオパトラ/シアター1010

| 修正

圧倒的に「平幹二朗」さんの舞台!喜寿ですゾッ!しかもこの地方公演を終えると直ぐ、「ミシマダブル」という企画で、『サド侯爵夫人』(モントルイユ夫人)と『わが友ヒットラー』の稽古だとか…。終演後の楽屋で「アナタのやった役やりますよ」万難を排して拝見させて頂きます!長編五幕をキューッと二幕仕立に「潤色」。劇団作る随分以前に鶴屋南北「桜姫東文章」のパロディ作品を企画した時、脚本書いたのだが、チラシに「潤色」と載せようとしたら、親程世代の違う女優さんに「偉そうな。『潤色』なんて原作者より大きい人が使う言葉だよ」と言われた記憶がある。その論で行くと「補綴」という単語も上目線らしい。でも、要素を落とさずコンパクトに絞り込んだ構成には大賛成!