宝塚BOYS/シアタークリエ

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実は2008年再演の時に所作指導(長谷川好弥役、当時は瀬川亮君)してました。その時は都合で本番が見れなかった。今回バージョンは所作指導していませんが、ようやく拝見しました。史実を思えば、夢破れるしかない男たちの物語。酷だね。客席は結果を知っている。その理由も知っている。なのにもう一度ドラマを作ろうとする。挫折する人を判官贔屓して来た日本人には、持って来いな題材と思う。ただ、初演、再演の顔触れと比べると、2010年という「時」を感じる舞台でした。みんな若いし綺麗だし…。2007年初演以来の、山路氏、初風氏、年輪が物を言ってます。100831_222849.jpgフランスの伝統的なレビューは昔から男女混合です。逞しくスマートな男どものダンス、トップレスの女達の踊り、これらが混然としたものが元来らしいです。「セクシュアル」なものに対する、東洋と西洋の違いでしょう。その点、「レビュー」というジャンルでは西欧の方が「傾き」ですね。そう言えば、日劇のレビューは男女混合だった。写真は終演後、JRガード下、外人も大好き!な店「日の基」で、田仁屋がご満悦!