ザグレブとスポレート/6月15日(火)

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仕込み。舞台のバトンがロープで吊ってある!?DVC00058.jpg天井の簀子は全て木製。楽屋口が大聖堂の広場に面し、開放的過ぎで実は無用心という事で、全ての楽屋は無人にする時は常に施錠しなければならない。しかもこの「鍵」というのが極めて旧式なもの(ホテルの一部の部屋も同様)で、突っ込んでから何処に引っ掛けて回すのか、手探りするのが至極厄介。手応えがあったとしても、ご機嫌が悪いと開かない!DVC00059.jpg街角で見掛けた十二代目、絵になりますね。僕と鷹さん二人部屋は何故か女性でないと開かない。僕が大概ガチャガチャやってると「加納さん、開けましょうか?」と結城座女性座員の面々が次々声を掛けてくれる(隣が女性楽屋)。で、悔しい程女性なら誰でも開く!?チキショウ!スポレートを散策する十二代目孫三郎、いや~絵になります。午後七時頃からホテルのレストランで、孫三郎氏以下結城座幹部連と会食。しか~し、曇り気味だが日はまだ高い。他の客なんぞおらん。聞けば、習慣として夕食は早くて八時開始。その為、子供達はパンやミルクをあてがわれ、先に寝かされるのだそうだ。一人一品にプラス二皿を注文したが、顔触れがご年配で、酒を召し上がらない方が多かったせいか、余る!余る!やっぱり欧米人は大食漢なんだね。DVC00060.jpg最後のエスプレッソを頂いているとにわか雨!実は外の大傘の下の席だったので大騒ぎ!僕達はそろそろ終了だったから良かったものの、大抵のお客は真っ盛りな頃で、ワイングラス片手にホテル内にあたふた走り込んだり、ホテルの入り口周辺は上を下へ~!