ザグレブとスポレート/6月14日(月)

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スポレートへ移動!「イタリア時間」というのがあるそうです。ともかく何もかも時間が掛かる。案の定、ローマ空港で預けた荷物が出て来ない、出て来ない…。一通り出て来るまで30分以上かな?ローマ空港ののんびり具合は有名らしく、同じイタリアならミラノ空港を利用する知恵者もいるとか(こちらは比較的通常時間だそうだ)。挙句にやってくれましたクロアチア・エアライン!「宦官~」チームお荷物一つ積み残し!僕のでは無かったのですが…。明日スポレートのホテルに届くそうです。飛行機はこれが怖い。とんでもない便に乗せられて、とんでもない国へ運ばれちゃう事もあるのだそうで…。それらの処理の為、フランクフルト同様、1時間以上空港から出られずにおりました。DVC00048.jpgさ、チャーターした観光バスに乗り、陸路二時間を掛けスポレートへ!高速道路で山の中、午後8時半過ぎの日没を眺めながら、とっぷり暮れたその1時間後。着きましたスポレート。町中が、ナトリウム街頭の黄色に浮かび上がる中世の建築物。ちょっと路地に入ると車が進入出来ない石畳。FIFAのイタリア戦を観戦する人々が路地の野外レストランで歓声を上げている。別世界だ。DVC00052.jpgホテルがまた凄い!古い教会の建物を改造したらしく。内部は全く迷路。一階も二階もない、人によって、階段を降りてクネクネと廊下を行き、再び階段を上って辿り着く部屋。気をつけないと迷子になりそうとの事。僕の部屋も、フロント階から細い階段を二階分下りたのに、よろい戸のついたアーチ型の木枠の窓がある。一体この建物はどうなっているのか!?DVC00054.jpg建物内のありとあらゆる空間を客室に作り変えたのか、大小様々な広さで室内家具は全てアンティーク!勿論、入り口フロントもアンティークで飾り立てまくる。珍道中の大移動で皆殆ど食事をしていない。サッカーが終って少し静かになった路地へ繰り出し、直ぐ近くのレストランへ。DVC00056.jpg店の隣に仮設?された木枠でしっかり設えたテントで乾杯!皆一様に「やっと食事らしいものに有り付けたね」これはお国柄だろうが、クロアチアの味付けが塩パッパッの大雑把なもので、やはりイタリア料理は美味しい。それぞれの好みの一品に、一部はパスタを少しシェア。ビールの人、ワインの人(勿論、僕!)。がっつり食った訳ではないが、一通りの量を飲んで食って一人3,000円くらいかな。