ザグレブとスポレート/6月10日(木)

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DVC00035.jpg実は宿泊中のホテルが旧社会主義時代な環境で、つまり随分不便なので、演出のフレデリック氏、美術のローラン氏、孫三郎氏、千恵氏、大久保氏、僕、の6人は旧市街地にあるホテルへ引っ越す事になりました(写真はホテル近くの街路樹)。ザグレブには中級がないらしく、いきなりな高級ホテルで面食らう…。エレベーターはルームカードを差し込まないと希望の階に行けない。つまり宿泊者以外は客室階へ潜入不可能。国内でも仕事で地方へチョクチョク行くが、そんな高級なシステムをついぞ知らず、フロントへ駆け込んで「シックス・フロア、アイ・キャント、アップ」正直こんな英語力です。フロント係のお姉さん明らかに「まあ、呆れた。こんな事も知らないの?」な顔。だって、知らなかったんだもん。セミダブルの真新しい部屋は超モダン。
DVC00034.jpg「HAVE A NICE ST(D)AY」(STとDが二列になってる)と書かれた壁の金属製オブジェには、本物のリンゴが乗っかってします。その作品に僕は事もあろうに洗濯物を吊るしています、失礼。午後2時から昨日の問題点をチェックしつつ抜き稽古。午後8時から本番通りの舞台稽古。「頬が涙を伝って流れていて」とか「乾いたコミでくるんであった」とか、終了後、翻訳の松井氏から指摘されるまで気付かない程、妙なテンションで勤めていたようでした。