ザグレブとスポレート/6月7日(月)

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DVC00032.jpg劇場仕込み。十数人のヤングマン・バイト君達が良く働く。役者(大久保氏と僕)はOFF日。キャラバンを放浪した経験の持ち主、鷹さんは「ブラブラします」とお出掛け。こちらは海外へ持ち込んだ仕事があるんで、楽屋で持参した書類と睨めっこ。その後ろをヤングマン達がトイレ拝借と出入りする。大概の奴が僕に気を使ってソロソロと行き来する。バスに乗っても思ったのだが、社会主義だったせいなのか、全体に物静かな民族気質と見た。関係ないけど、劇場内が冷房効き過ぎ!でも彼らはTシャツに七分パンツ。中には上半身裸で照明作業している者も居る。DVC00025.jpg英語がOKと聞いていたが、劇場近くのスーパーでは通じない店員もチラホラ。商社出身で海外経験の長い押田氏が「だからスーパーの定員なんですよ(そんな職業にしかつけないという事…)」。大学も含めると10年近く学んだ「英語」。でも喋れるようになるには、別の訓練(英会話スクールやら留学やら)を要する日本の英語教育を呪う。僕なんか、宿題や試験責めのやり口にウンザリで、すっかり「英語」そのものが嫌いになってしまいました。こんな自分がスーパーのバイト人生にならず、劇団含めて、二回も海外公演を経験するとは、演劇の神様に改めて感謝する次第です。