ザグレブとスポレート/6月6日(日)

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DVC00022.jpg朝も早からクロアチア・エアライン。1時間のフライトが昨日の今日なんでアッちゅう間。移動と劇場下見のみなので、公演をお手伝いしてくれる現地大学生達が、旧市街を案内してくれる。DVC00029.jpg結城座さんは20年近く前(つまりユーゴスラビア時代)に、一度訪れたらしく、千恵氏や孫三郎氏が「ここ!ここ!」と懐かしげ。石造りの壮麗な建物をそのまま(壊しちゃいけないらしい)に、飲食店や事務所やら様々が入居。パステルカラーの、ピンク、イエロー、ブルー、グリーン…。街全体を一人のデザイナーが監修したかのような統一感一杯の壁の配色。inline;">DVC00026.jpg樹齢何年?の巨木の街路樹。パブと大使館が、同じ様式の洋館に入ってるんですよ、信じられる?公園の隅に設置された、古めかしい、あれは百葉箱だろうか?DVC00038.jpg時計と温度計と湿度計を備えた高さ2メートル程の屋根付きオブジェ。気温は30度を指していてジリジリした日照りなのだが、サラッと爽やか。ええ、湿度が低いのですよ。傘を立てた、欧米で良く見る道端席で一休みドリンク。大学二年のビゴル君、只今日本語と韓国語を勉強中。名前を漢字で書いてくれと催促。その一つ一つにどんな意味があるかを聞かれる。少し困っていると、平井君がフォロー。彼はイギリス留学の経験あり。自分のファーストネーム「航(こう)」を「ship」と説明していた。いつも少女のようだな、と思っていた矢田ちゃん(結城座、芝居冒頭、僕にコピーを届けてくれる女子社員を演じている)も、随分現地女子学生と英語でコミュニケートしている。「クロアチアの名物料理は?」「(ちょっと考えて)Nothing!」つまり周辺諸国の料理がごちゃごちゃ入り込んでいて、クロアチア特有の物はないそうだ。確かに、その後、皆で押し掛けた、石畳の坂道にあるレストランの料理はイタリアンだった。