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基本、港町は好きだし、初めて行ったのは小5〜6の春休みのポートピアで、初舞台は「櫻姫全傳曙草紙」の新神戸オリエンタル劇場、公演の度にお世話になるガード下のオモニ…神戸には、東北の片田舎出身の僕でもそれなりに思い出が多い。
でも、神戸や阪神淡路大震災について、実のところほとんど何も知らないと言っていい。
知り合いの、兵庫出身の女優さんが「戦争と同じで〈人間〉がむき出しになるよ」と教えてくれた。
天災は、老若男女、犯罪者、何か問題を抱えた人、民族に関係なく平等に〈人間〉にふりかかる。
キレイ事ではなく、それを受け止め、その垣根を乗り越えようとする〈人間〉の生きざまを観てもらいたいと思う。
昨夜(9日の)は、
M&O plays プロデュース
「マレーヒルの幻影」
作・演出 岩松了
を観に久しぶりの下北沢へ。
本多劇場に似つかわしくないというか、劇場のキャパを超えたスケールのデカい芝居に見える。
三宅さんと松重さんの巧さが目立った。
1幕終わりの、続きの期待感を煽るかっこいい締め方が好み。
写真は、地元(上石神井)のお気に入り・呂馬の「ラーメンとミニかつ丼のセット」。
このボリュームで\750、昼に食べたら…もう一日何もいらない。