水戸公演だというのに、手荷物一つ、不思議な感覚…。
乱歩を歌舞伎にする！花組芝居にとって脅威的な企画を聞き、ともかく見なければという使命感で拝見しました。高麗屋父子が、それぞれに、もしくは父子で経験して来た「歌舞伎」に関する試みを全て詰め込んだ意欲作が、「国立」で企画された意味は大きい。いろいろ考えるところの多い、有意義な観劇でしたが、当事者である「歌舞伎俳優」にとって、「歌舞伎様式」そのものを客観視する、もしくはパロディする事はとても難しいんだな、というのが率直なところ…。しかし、半蔵門で午後７時開演は画期的だろうし、若い年齢層が多い一杯の客席は嬉しい。「染高麗(という掛け声があった)」殿には、一回で終らせないで、試行錯誤して続けて欲しいと提案させて頂きました。
と、昼過ぎ帰京して感じたんだが、夜になるとやっぱり冷た～い。お歳暮大歓迎ですよ！サドチーム、皆さん、役との一体感度が高くなって、いい具合です。
写真は新潟県議会旧議事堂の議場。何回もりゅーとぴあに来てるのに、目と鼻の先の重要文化財へは初入館。モノクロ写真を見ると、当時の議員は半数が紋付袴だね。権藤管八(夜叉ケ池)の羽織袴は正しかった！
本日の乗車時間。お陰でかねて読み切らねばと思ってた小説を読了！写真は今夜の夕餉「妻有(つまり)」。キノコ尽くしのまず前菜。そして帰り道の数分に、俄な雹に襲われました。やっぱり嵐呼んじゃったかしら…。
