台風が来る前のように、ゴオウと声を上げています。稽古は順調ですが、今宵の空に何故か委ねたい自分が居て、今の夜空がピッタリと感じる自分が居ます。もしかして嵐はもう来ているのかも知れない 。
朝重さんらしい奥ゆかしい仏事でした。「忠臣蔵ナイト」でお世話になった竹本駒之助氏の泣きじゃくる姿が、朝重氏とはきっと良き好敵手であったろうと思うと辛い…。駄目だ、俺最近涙もろい…。
赤で始まり赤で終わる。処女が踊る「恋の手習い」。残念ながら震災で焼失したが、秘伝の一巻まで存在した幻の舞踊が目の前に!人気だけで踊るのでない、本当の伝承とはこれを言うのであろう。そして、一瞬のブレもなく、しかもたおやかさを忘れない女形舞踊を踊っているのは、紛れもない「弁慶役者」なのだ!引き抜きもお見事。特に山尽くしから振り鼓へのそれが珍しい。もう嬉しくて、共に見物した、歌舞伎好き那河岸屋と、三軒ハシゴしちまった(苦笑)。
オーニョ〜!
二次会はカラオケだ!