ようやく準備を始めました。「夜叉ケ池」最中でそんな心境じゃないけど、本番が迫ってますんで 。名演を写す(落語に関しては、オリジナルはしてません。全て写しです)度に、勉強になります。間、音遣い、そして緩急のテンション。引き出しを増やす為に、どんどん経験したいと思っています。
稽古から幕内では様々な事がありました。泣いても泣き切れない出来事もありました。でもみんな踏ん張ってくれました。血圧上がったなんてつぶやきましたが、実際には怖くて計ってないんで、実の所は判りません。俺を含めて、戯曲の中だけでない、人のドラマを経験しました。でもまだ終わっていません。伊丹公演が無事済んだ時、いろんな思いが溢れると思います。今年は、のっけから一筋縄で行かないようですね(苦笑)。実は、武蔵屋組千穐楽、一本締め前のご挨拶、泣きそうでした 。
花組からこれもあれも状態ですが、個人的にはビックリなキャストなのです。森田順平氏(金八先生の乾先生)と森田浩平氏(東宝ミュージカル常連)も出演しますが、実を申せば僕の親族でして、しかもお二人はご兄弟。どちらも親族的には格上(母の従兄弟)なので、僕は複雑です。順平氏は元文学座、浩平氏はミュージカル畑なんで、小劇場の僕とはついぞ接点は無かったのですが、意外な場で共演と相なりました。
ワンコ大丈夫ですか?「堂島ロール」!何か敏感に反応してしまいます。「SUPERMONKEY」ほんと美術やら衣裳やら 。「原ちゃん落語」そろそろ勉強始めないと 。それより何より初日でございます!
日が落ちて薄暗く「貴方は何方?」な時刻。君は誰?俺は何?俺にとって君は誰?君にとって俺は何?「誰そ彼」とは何と美しい言葉かな…。