甘粕に殺された、大杉栄と伊藤野枝の四女「ルイズ」が復讐の為に満州へ渡り、使用人として潜り込むという、ぶっ飛び物語(両親が殺された時、彼女は一歳)!
辻まことやら、森繁やら、実在の人物がゾロゾロ出て来て、ちょいとサスペンスという筋立てが面白い。いつもながらだが、衣裳小道具の拘りに加え、日章旗模様が透けるという美術がシャレていた。
出演者も精鋭揃いで破綻なく心地良い。
花組四人組がいいポジションを頂戴している中、山像かおり嬢が「川島芳子」というのが、「西瓜糖」色を漂わす。のだしん、健介君、しょーいち君、コング君、うえだ君、皆適材適所で、あずきチャンが大活躍!
30年、色々あったろうな
。こちらもそりゃア色々だったさ。ふっこさん、低空飛行同志、頑張りましょう!
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