義太夫三味線の鶴澤津賀寿(つがじゅ)さんとのお仕事始めは、再演『怪誕身毒丸』(1991)。その後、『天変斯止嵐后晴(てんぺすとあらしのちはれ)』『仮名手本忠臣蔵』、そして昨年の『毛皮のマリー』では全編の作曲&演奏!
その彼女が、義太夫三味線としての初舞台から丁度30年に当る今年5月に行われるリサイタルに、ご協力させて頂きます。
取り上げられる『源平布引滝(げんぺいぬのびきのたき)』は「義賢(よしかた)最期」「実盛物語」が有名ですが、津賀寿さんの「義太夫は演劇だ」という思いから、「実盛物語」の『綿繰馬(わたくりうま)の段』に至る前の『竹生島詣(ちくぶしまもうで)の段』を、「リーディングじょうるり」という新機軸にアレンジし、花組芝居役者連と共にリサイタル前半を勤めさせて頂きます。
只今、構成台本を執筆中!
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