ト書き入れ

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「ト書き」とはご案内の通り、台詞以外で表現される物事を、演技や演出する上での便宜として、文章で書き添えてある箇所。歌舞伎台本で「~ト上手へ入る」その「ト」からの命名。台詞とト書きの区別を明確にする為に、片仮名の「ト」を目印にしたという。

「毛皮のマリー」脚色は先ず、寺山さんの言葉を、花組版用に書き替える事に専念し、演出のイメージは後回しにした。これが一段落着いたので、具体的な動きを視覚化する説明文、つまり「ト書き」を差し入れる段階に突入した。

初めてだね、台詞とト書きを別々に書くのは。動作で判るから、と言葉を減らしたり、ちょっと新鮮。


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