芝居作り

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先日の日誌で頂戴したコメントへのコメントで、創作現場でのストレスが減っていると書き込んだが、芝居そのものを作る作業は、以前に増して楽しくなっているけれども、人間の有り様に取材して、生身と生身が向き合って作る因果で、人間という不可思議と対峙せざるを得ない、その厄介だけは避けられないものです。

例えば、いい役者なんだけど、たまに何でそんな対応するんだろう?面倒臭い奴だな、と呆れるが、次の瞬間いい芝居したりする。すると演出家としては嬉しくなって、直前の不愉快は帳消しになる。役者には、いい芝居をお客様に見せて欲しいし、そう見せるのも演出家の仕事だからね、どうにかしようとします。

そのマイナスを超えるプラスが続けば良いのです、続けば。


コメント(2)

創作したり表現したりするためにはきっと、想像をはるかに超える「厄介」があって、たくさんのたくさんの「不愉快」や「嬉しさ」を経て創られたものだから、観ているわたしたちにもその素晴らしさが伝わってくるのだと思います。
「マイナスを超えるプラスが続けば良い」は名言です!自分に言い聞かせます!!

「人間って面白い」なんて発言は、何処か口惜し紛れが含まれるように思います。プラスと感じるのも、自己暗示かも知れませんね(笑)。今後も翻弄されてつつ生きて行きます(爆!)。

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