「宝塚BOYS」衣裳付き通し

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所作指導として本番前のチェックで拝見。プラス、鈴木裕美嬢の(自分が演出されない)お仕事も間近に見たいと出向きました。

振付の前田清実氏(大学の先輩で、「OINARI」でお世話になりました)と久し振りに再会!と目を合わせたら、「見たわよ、鉄瓶!あのさ云々…」で盛上がれて嬉しかった。歌唱指導の山口正義氏も同じ先輩で、現役バリバリ振りが励みになります。また、様々な現場でお世話になっているヘアメイクの宮内氏もお久し振り。聞けばBOYS初演以来のご担当で、重鎮、初風嬢と山路氏と共に、BOYS上演史全てを知る証人であります。

戦争を背景にしてますが、「夢に挫折した人々のナニクソ!」振りは、今の日本に生きる我々には、相当シビヤな内容で、プロのみ幕内の稽古場で、嗚咽が聞こえる作品なんて滅多にないと思う。4回目の再演だが、今時世代のBOYSメンバーが、60年前のドラマと呼応する様子は、作品の普遍性を証明し、きっとシアタークリエの客席で、不安定な世情を背負ったご見物が、今まで以上の共有感を得られるものと期待します。

大介(=那河岸屋)は、それなりに…って、初日前にボスの立場であれこれ、ここでは申せませんよ(笑)。ただ、本人相当気入れてますし、色々しんどいだろうに、何だか溌剌としてるのが、同じ役者として悔しいのは確かです。


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開幕間近ですね。

初代、二代と拝見しました。
三代目は訳あって拝見しておりませんが
今回は那河岸屋さん出演と言う事でチケットを取りました。

どんなBOYSを見せて頂けるのか楽しみです。

有難うございます。二代目の皆さんの時、初めて所作指導させて頂きました。三代目は別の方がなさいましたが、今回改めて担当させて頂いて、BOYSが歴代の若い俳優さん達の、素晴らしい経験の場となっている事を痛感しました。そこへ子飼いの大介が参加出来て、座長として嬉しく感じていますが、本人が一番燃えてます。是非、成果を見届けてやって下さい。

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