美空ひばりさんが「柔」で歌っていました。
歌舞伎の或る大名優は、蹴りは入れるが、子供であれ「役者なんだから」と顔へ手を出す事はなかったと聞きます。
大人から見ると、今時の子はヘラヘラしてるイメージが強いのでしょうか。
以前、或るスポーツの大舞台、後輩が、点を取られようが、中継のTV画面でニヤニヤしていたのを、先輩選手が根性がないと憤っていました。しかもその先輩は日本人ではありませんでした。そして後輩は、そういう時だからこそ緊張してはいけないと、見た目と違う踏ん張り方をしていたんだ、と回想しました。
俳優は固体そのものが作品なので、演出家は個々の特性を早く見つけて、アプローチを変えるのが手腕の一つです。
個人的には「怒鳴る」のが最後通牒かな。申し訳ない、もう手が無くなった、後はご自身で問題点を見つけ、解決して下さい、となります。
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