リバーサル/Space早稲田(ネタばれ)

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攻守が次々「反転(リバーサル)」して行くドラマ。常套だからこそディテール勝負で、俳優や演出にとっては手強い戯曲。正攻法な舞台で、テクニシャン大塩岳史君の緻密な戯曲が良く判る。

水郷屋(堀越涼)には、気になる点を伝えたが、ちょっと高等数学に過ぎたかな…。

東西線早稲田駅下車1分、中華料理屋の地下「Space早稲田」。流山児★事務所が稽古場&劇場として開設して17年。良く見かけるタッパの低い地下空間なのだが、不思議な鉄扉の上手に逃げ込めるスペースがあったり、ブースの位置は固定されているらしいが、どうとでも使えるという魅力的な小劇場である。

文化庁委託事業「平成24年度次代の文化を創造する新進芸術家育生事業」という冠。『日本の演劇人を育てるプロジェクト』《新進演劇人育成公演》の一つで【劇作家部門】なのだそうだ。僕らが若い頃、こんな助成無かったな、羨ましい。

大塩君、更に良い仕事を期待してるよ!29日(火)まで。


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